あなたの家の外壁材は?外壁のチョーキング現象、外壁材ごとの症状と対策を徹底解説【千葉県の外壁塗装】

「うちの外壁、大丈夫かな?」
ふと触ったときに手に白い粉がついたら、それは外壁の劣化サインかもしれません。これを「チョーキング現象」と呼び、放っておくと見た目だけでなく住まいの耐久性にも影響してしまいます。
実は、このチョーキングの起こり方や症状は、窯業系サイディング、モルタル、金属サイディングといった外壁材ごとに違いがあります。正しい知識を持っておくことで、リフォームのタイミングや対策が分かりやすくなるんです。
この記事では、外壁材ごとのチョーキング現象の特徴と、千葉県での外壁塗装事例を踏まえた対策を分かりやすく解説します。ご自宅の外壁チェックの参考にしてみてください。
この記事で分かること
- チョーキング現象とは何か、なぜ起こるのか
- 外壁材別(窯業系サイディング・モルタル・金属サイディング)の特徴
- チョーキングを放置した場合のリスク
- 適切な対処法とメンテナンス時期
チョーキング現象とは?外壁を触ると手に粉がつく理由
チョーキング現象(白亜化現象とも呼ばれます)とは、外壁を手で触ったときに白い粉のようなものが手に付着する現象のことです。この白い粉の正体は、塗料に含まれる顔料(色の素となる成分)が劣化して粉状になったものです。

外壁塗装は、紫外線や雨風などの自然環境にさらされることで徐々に劣化します。塗料に含まれる樹脂(塗膜を保護する成分)が分解されると、顔料がむき出しになり、粉状となって表面に現れます。これがチョーキング現象の正体です。
チョーキングは外壁塗装の劣化を示す重要なサインであり、一般的には塗装から8~12年程度で発生することが多いとされています。ただし、使用している塗料の種類や住宅の立地環境によって、発生時期は前後する場合があります。
外壁材別のチョーキング現象の特徴
外壁材によって劣化の進み方や見え方はさまざまです。ご自宅の外壁に合わせて、どんな症状が出やすいのか確認してみましょう。
①窯業系サイディングのチョーキング現象

窯業系サイディングの特徴
窯業系サイディング(ようぎょうけいサイディング)は、セメントと繊維質系の材料を主原料とした外壁材で、現在日本の住宅の約70%で使用されている最も一般的な外壁材です。
チョーキングが起こる理由
- 表面の塗装が紫外線により劣化しやすい構造
- 吸水性があるため、雨水の影響を受けやすい
- 温度変化による膨張収縮が塗膜に負担をかける
窯業系サイディングは材質そのものに防水性がないため、表面の塗装が保護機能を果たしています。そのため、チョーキングが発生すると防水性能が低下し、サイディング本体への水分浸透リスクが高まります。
②モルタル外壁のチョーキング現象

モルタル外壁の特徴
モルタル外壁は、セメント・砂・水を混合した材料を外壁下地に塗り、その上から塗装を施した外壁です。職人の手作業により仕上げられるため、独特の風合いと質感を持ちます。
チョーキングが起こる理由
- 表面の塗装面積が大きく、紫外線の影響を受けやすい
- ひび割れ(クラック)が発生しやすく、そこから劣化が進行
- 下地の動きにより塗膜に応力がかかりやすい
モルタル外壁は一体的な塗装面を持つため、チョーキングが発生すると比較的広範囲に症状が現れる傾向があります。また、ひび割れと併発することが多く、注意深い観察が必要です。
③金属サイディングのチョーキング現象

金属サイディングの特徴
金属サイディングは、ガルバリウム鋼板(アルミニウム・亜鉛合金でメッキされた鋼板)やアルミニウム板などの金属を基材とし、表面に塗装を施した外壁材です。
チョーキングが起こる理由
- 金属の熱膨張により塗膜に負荷がかかる
- 表面塗装の劣化により金属素地が露出するリスク
- 塩害地域では腐食の進行が早まる場合がある
金属サイディングは他の外壁材と比べて比較的耐久性が高いとされていますが、表面塗装の劣化により金属部分の腐食が始まる可能性があります。特に海沿いの地域では、塩害による影響も考慮する必要があります。
外壁材別チョーキング放置のリスク
1. 窯業系サイディングを放置した場合
- 吸水による膨張・収縮:サイディング材が水分を吸収し、反りや割れが発生する可能性
- 凍害の発生:寒冷地では吸水した水分が凍結し、材料の破損リスクが高まる
- シーリング材への影響:目地部分のシーリング材劣化が加速し、雨漏りの原因となる場合
2. モルタル外壁を放置した場合
- ひび割れの拡大:既存のクラックが拡大し、構造体への雨水浸入リスクが増大
- モルタルの剥落:接着力の低下により、モルタル片が落下する危険性
- 下地への影響:防水紙や構造体への水分浸透により、建物全体の劣化が進行
3. 金属サイディングを放置した場合
- 錆の発生・進行:金属部分の腐食が始まり、穴あきに至る場合
- 断熱材への影響:雨水浸入により断熱性能が低下
- 電食の進行:異種金属との接触部分で腐食が加速する可能性
適切な対処法とメンテナンス時期
チョーキング発見時の対処手順
- 症状の確認:外壁全体をチェックし、チョーキングの範囲と程度を把握
- 専門業者への相談:適切な診断と見積もりの取得
- 補修計画の検討:予算と工期を考慮した補修プランの決定
- 適切な時期での施工:気候条件を考慮した最適なタイミングでの実施
外壁材別の一般的なメンテナンス時期
窯業系サイディング
塗装メンテナンス
8~12年周期
シーリング補修
5~10年周期
全体的な点検
3~5年周期
モルタル外壁
塗装メンテナンス
8~15年周期
ひび割れ補修
症状発見時に随時
全体的な点検
3~5年周期
金属サイディング
塗装メンテナンス
10~15年周期
錆止め処理
症状に応じて
全体的な点検
5年周期
チョーキング現象は、窯業系サイディング、モルタル、金属サイディングのいずれの外壁材においても発生する可能性がある劣化症状です。これは塗装の経年劣化によるものであり、外壁の防水性能低下を示す重要なサインといえます。
各外壁材には特有の特徴があり、チョーキングを放置した場合のリスクもそれぞれ異なります。しかし、共通していえることは、早期の適切な対処により、建物の寿命を延ばし、長期的な維持費用を抑えることができるということです。
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