外壁の光触媒コーティングでチョーキング現象が発生するのはなぜ?原因と対策をわかりやすく解説【千葉県の外壁塗装】
「光触媒コーティングなら汚れも付かないし長持ちする」と聞いて施工したのに、数年で外壁に白い粉が出てきた…そんな経験はありませんか?
実は、光触媒コーティングだけでは、むしろチョーキング現象が起きやすくなることがあります。この記事では、その理由と正しい対策方法を、外壁塗装の専門知識がない方にもわかりやすく解説します。
外壁のチョーキング現象とは?
- 外壁表面を触ると粉が付着する現象
- 白い粉の正体は、塗料に含まれる「顔料」が露出したもの
- 塗膜が劣化して樹脂が壊れ、顔料を保持できなくなることが原因
☝️ 簡単に言えば、塗料の樹脂はいわば顔料をつなぎとめる“糊”のようなもので、この“糊(のり)”が機能を失い、中の粉が表面に浮き出している状態です。
なぜ外壁の光触媒コーティングでチョーキングが起きるの?
光触媒コーティングがチョーキングを起こす理由を、できるだけ簡単に説明します。少し難しい内容ですが、理解することで適切な対策ができるようになります。
①光触媒の仕組み
光触媒コーティングには「酸化チタン」という成分が含まれています。この酸化チタンが太陽の光(紫外線)を受けると、強力な分解力を持つ「ラジカル」という物質を作り出します。
🍃 本来の目的
このラジカルが汚れや菌を分解して、外壁を清潔に保つ
②問題の発生
しかし、このラジカルは汚れだけでなく、塗料自体も分解してしまいます。特に、塗料を外壁に接着させる「バインダー」という成分が攻撃されると、塗料が粉状になってしまうのです。
⚠️ つまり
光触媒が汚れを分解する力で、塗料も一緒に分解してしまう
③チョーキングの発生
バインダーが分解されると、塗料の中の白い顔料(酸化チタン)が粉状になって外壁表面に現れます。これがチョーキング現象の正体です。
💡 結論
光触媒コーティング“だけ”では、長期的にはチョーキングが起きやすくなってしまうのです。
チョーキングを防ぐ正しい対策方法
適切な対策を取ることで、光触媒の効果を保ちながらチョーキングを予防できます。
対策1:無機プライマーを使用する
無機プライマーとは、光触媒の攻撃に強い特殊な下地剤です。これを塗ることで、光触媒と塗料の間にバリアを作ります。
- 塗料を光触媒から保護
- 光触媒の効果は維持
- 長期間の耐久性確保
対策2:ラジカル制御型塗料を使用する
ラジカル制御型塗料は、ラジカルの発生を抑える特殊な成分(光安定剤)を含んだ塗料です。
- ラジカルの発生を抑制
- 色あせやチョーキングを防ぐ
- 一般的な塗料より長持ち
対策3:無機系光触媒塗料を選ぶ
無機系光触媒塗料は、バインダー自体を光触媒に強い無機物で作った塗料です。
- バインダー自体が劣化しにくい
- 超長期耐久性(15-20年)
まとめ
🔑 重要なポイント
- 光触媒コーティング“だけ”ではチョーキングが起きやすい
- 原因は光触媒のラジカル反応による塗料の分解
- 適切な対策で予防可能
どの対策を選ぶべき?
コスト重視
ラジカル制御型塗料
バランス重視
無機プライマー
+
光触媒
長期性重視
無機系光触媒塗料
大切なのは、知識を持った信頼できる業者を選ぶこと。 適切な対策を取れば、光触媒の効果を活かしながら長期間美しい外壁を保つことができます。
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